マツクイムシ


しばらく前の話しですが、西日本一帯の日本海側でマツクイムシが大量発生して、多くの松の木が立ち枯れて問題になりました。

関係当局は、マツクイムシを駆除しようと大量の殺虫剤を散布しましたが、マツクイムシの勢いは止まらず、多くの松が立ち枯れていきました。

ご存知のように、健康な樹木というのは、フィトンチッドに代表されるような微量物質を出して樹体を害虫から守っているものです。
ですから、マツクイムシが大量発生したために、松が立ち枯れていったというのも一つの見方ですが、大気汚染を始めとする、環境の悪化により松の木の生命力が弱り、フィトンチッドなど害虫を寄せつけなくする力が弱まり、マツクイムシが大量発生したとも考えられるわけです。

松の木に殺虫剤をかければ、一時的にマツクイムシは死ぬでしょうが、松の木の生命力はさらに弱り、マツクイムシを寄せ付けなくする力など無くなってしまいます。これではいずれ松の木は助かりません。

さて、この話しは、現代の健康問題・現代医学の問題点を象徴しています。
つまり現代医学の発想では、全てマツクイムシ、つまり病原菌が悪い、だから殺虫剤(つまりクスリ)で殺す、という発想です。殺虫剤を掛けられた松の木の生命力はどうなるか、薬を飲まされた人の身体はどうなるのか、という発想が現代医学には欠け落ちているのです。
今、多くの人を悩ませている、病気や身体の不調は、ストレス、環境汚染、食品添加物、過食、毎日飲む薬、運動不足…など、など、生活環境全体が自然の知恵を忘れたために、生命エネルギーが低下して、病気や身体の異常がおこっているのです。

身体に備わった自然の力、自然治癒力、様々な健康維持力を高めることが、健康にとって第一なのです。
クスリで健康維持力、自然治癒力は高まりません、むしろ低下します。
東洋医学(自然医学)は、これらの力を高めることに主眼をおいています。


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